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私は医師になって約40年、その殆どを消化管の内視鏡検査に携わり、5万件あまりの内視鏡検査をしてきました。この30年で内視鏡は胃カメラからファイバースコープ、さらに超小型テレビカメラ・ハイビジョンカメラとめざましく進歩ていますが、患者さんの内視鏡検査に対する恐怖心は殆ど変わっていません。
その一つは内視鏡検査がとても苦しいと聞いているのと、二つは内視鏡検査を受けて『癌』と言われたらどうしようという不安です。患者さんの『検査は苦しいですか?』という質問に私は『少し苦しいかも知れません』と答えるようにしています。
しかし、検査を終わった時、多くの患者さんは『思っていたより苦しくなかった、バリウム検査よりずっと楽だった』と言ってくれます。何よりも嬉しい言葉です。 |
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| 医師は患者さんの苦痛を少しでも緩和するように努力しなければならないと思います。早期の癌を診断するためには内視鏡検査を必ず受けて貰わなければいけないのですから。 |
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